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皆さん、こんにちは。
今回のテーマは『大館神明社例祭 余興奉納行事』です。
大館神明社の祭り?
毎年9月10日と11日に、それいやさかさっさー、
と叫ぶ人々に綱を曳かれる山車や神輿が町を練り歩き、
夜にやんちゃな若い衆が水をかけ合う、
地元の秋祭りという漠然としたイメージでした。
観客側から見えるものだけで、
『(大館)神明社の祭り?』だと思っていました。
もっと奥深いものがありました。
大館神明社例祭
よく調べたところ『大館神明社例祭』とは、
ヒトの意識が神様へ向かう、
大館神明社で宮司さんが執り行う神事でした。
・大館神明社を、大館の総鎮守として後世に伝えることを誓う。
・大館神明社が、人々の拠り所となる願いをかける。
・大館が五穀豊穣、弥栄(いやさか)となる祈りをする。
弥栄(いやさか)とは、より一層の繁栄を願うことらしいです。

大館神明社例祭 余興奉納行事
では、豪華絢爛な山車が、
笛や太鼓、三味線、すりがねの『大館囃子』を奏でる人たちと
扇子で舞踊をする人たちを乗せ、綱を人々が曳き、
町を練り歩くのは何だったかというと『大館神明社例祭 余興奉納行事』でした。
大館神明社の氏子さんたちが、
各町内、各奉納講で、神賑わい行事として行っているものです。
神賑わい行事とは、ヒトの意識がヒトへ向かう行事です。
祭りの掛け声『それ、いやさかさっさー』が大館市内に響き渡ります。

宵祭り(1日目、9/10夜)
宵祭り(1日目、9/10)の夜は、
各奉納講の山車が田乃坂という大町商店街へ向かう
坂道をダッシュで登って行くパフォーマンスがあります。
大きい奉納講の山車が、
人の手で綱を強く曳かれ、速く坂を上りあがるので、
迫力があります。
本祭(2日目、9/11夜)
本祭(2日目、9/11)の夜は、祭典祝い水として、
おおまちハチ公交差点付近に各奉納講の山車が集まり、
お互いの運行を称えるために、
中央で肩を組み合う人たちに、バケツで水をぶっかけます。
これも迫力があります。寒さよりも熱気を感じます。
【出典】YOUTUBE ダイジェスト版 大館神明社例祭余興奉納行事
(公式)大館神明社例祭余興奉納実行委員会
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おおまちハチ公通り アクセス🚙
おおまちハチ公通り(大町商店街)周辺には、
有料駐車場があります。
交通規制・時間帯
大館市内の広域で、
時間帯(もしくは山車の通過による)交通規制があります。
御成町二丁目/御成町三丁目/御成町四丁目/栄町・田町:車両通行止め時間あり。
おおまちハチ公通り(大町商店街):歩行者用道路 9月10日10:00~9月11日22:00
おわりに
今年も明日、明後日、大館は秋祭りになります。
大館神明社が今の場所へ移り、鎮座して、今年で350年です。
2025年の祭りは、特別になるはずです。
大館神明社例祭は、火災により明治以前の記録が残っていません。
1910(明治43)年に明治天皇の御巡幸を記念して、
9月10日・11日の開催となっています。
それ以後、現在まで続く、大館の秋の伝統行事です。

出典
・大館神明社例祭余興奉納行事 彌榮 しおり第43集(2022年)
・大館神明社例祭余興奉納行事 大館市役所
・大館神明社例祭余興奉納行事‐秋田県大館市の伝統文化
・YOUTUBE (公式)大館神明社例祭余興奉納実行委員会
・大館ばやし保存会
