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皆さん、こんにちは。
今回のテーマは『大館神明社例祭 余興奉納行事』です。

大館神明社の祭り?

毎年9月10日と11日に、それいやさかさっさー、
と叫ぶ人々に綱を曳かれる山車や神輿が町を練り歩き、
夜にやんちゃな若い衆が水をかけ合う、
地元の秋祭りという漠然としたイメージでした。

観客側から見えるものだけで、
『(大館)神明社の祭り?』だと思っていました。
もっと奥深いものがありました。

大館神明社例祭

よく調べたところ『大館神明社例祭』とは、
ヒトの意識が神様へ向かう
大館神明社で宮司さんが執り行う神事でした。

・大館神明社を、大館の総鎮守として後世に伝えることを誓う。
・大館神明社が、人々の拠り所となる願いをかける。
・大館が五穀豊穣、弥栄(いやさか)となる祈りをする。

弥栄(いやさか)とは、より一層の繁栄を願うことらしいです。

大館神明社 2023.9.4.

大館神明社例祭 余興奉納行事

では、豪華絢爛な山車が、
笛や太鼓、三味線、すりがねの『大館囃子』を奏でる人たちと
扇子で舞踊をする人たちを乗せ、綱を人々が曳き、
町を練り歩くのは何だったかというと『大館神明社例祭 余興奉納行事』でした。

大館神明社の氏子さんたちが、
各町内、各奉納講で、神賑わい行事として行っているものです。
神賑わい行事とは、ヒトの意識がヒトへ向かう行事です。
祭りの掛け声『それ、いやさかさっさー』が大館市内に響き渡ります。

大館神明社 2023.9.4.

宵祭り(1日目、9/10夜)

宵祭り(1日目、9/10)の夜は、
各奉納講の山車が田乃坂という大町商店街へ向かう
坂道をダッシュで登って行くパフォーマンスがあります。

大きい奉納講の山車が、
人の手で綱を強く曳かれ、速く坂を上りあがるので、
迫力があります。

本祭(2日目、9/11夜)

本祭(2日目、9/11)の夜は、祭典祝い水として、
おおまちハチ公交差点付近に各奉納講の山車が集まり、
お互いの運行を称えるために、
中央で肩を組み合う人たちに、バケツで水をぶっかけます。

これも迫力があります。寒さよりも熱気を感じます。

【出典】YOUTUBE ダイジェスト版 大館神明社例祭余興奉納行事

(公式)大館神明社例祭余興奉納実行委員会

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おおまちハチ公通り アクセス🚙

おおまちハチ公通り(大町商店街)周辺には、
有料駐車場があります。

交通規制・時間帯

大館市内の広域で、
時間帯(もしくは山車の通過による)交通規制があります。

御成町二丁目/御成町三丁目/御成町四丁目/栄町・田町:車両通行止め時間あり

おおまちハチ公通り(大町商店街):歩行者用道路 9月10日10:00~9月11日22:00

おわりに

今年も明日、明後日、大館は秋祭りになります。
大館神明社が今の場所へ移り、鎮座して、今年で350年です。
2025年の祭りは、特別になるはずです。

大館神明社例祭は、火災により明治以前の記録が残っていません。
1910(明治43)年に明治天皇の御巡幸を記念して、
9月10日・11日の開催となっています。
それ以後、現在まで続く、大館の秋の伝統行事です。

大館神明社 2023.9.10.夜

出典

・大館神明社例祭余興奉納行事 彌榮 しおり第43集(2022年)
大館神明社例祭余興奉納行事 大館市役所
大館神明社例祭余興奉納行事‐秋田県大館市の伝統文化
YOUTUBE (公式)大館神明社例祭余興奉納実行委員会
大館ばやし保存会

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著者

鬼容章(きもりあきら)

秋田県大館市生まれ、現在も大館市在住✨奥秋田を推す創作サバイバーの鬼容章です🐸φ✨秋田県に関する投稿は、僕🐸の個人見解です✨                          

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