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創作をさがす~きもり即興小話~へようこそ!🐸
きもりの創作屋さんへようこそ、おいでくださいました🐸
筆者の鬼容章(きもりあきら)です🐸
このブログの1つ企画として、月1本以上、1つ以上の創作テーマに沿って書く即興ブログ記事を公開していこうと思います。
季節、秋田、健康、会話や対人関係の話、など。
生きる上でのヒントになりそうな日常茶飯事を、僕🐸が日常の謎解きとして掘り起こします。
2022年11月テーマは、『消滅可能性都市』についてです。
急がず、丁寧に生きる、という心得
約96万人の秋田県民の1人、約860万人の東北地方民の1人として〈上〉
僕の住む 秋田県は総人口約96万人、東北地方は総人口約860万人です。※
少ない人口は、これからの時代を特徴づけることになりそうですね。
その少ない人口問題は、何もネガティブな話ではない。
むしろ、ネガティブな現状でも、その後をポジティブへ話を持っていけること。
そんなこんなで、将来を憂うことも、将来に夢を抱くことも、僕はあります。
※2020年総務省の調査データ。
僕以外の地域の方にも、人口減少問題を考える人はいると思います。
上-2🐸
明治・大正時代から起きた 土の時代を象徴する近代産業化した社会。
その社会を維持をする日本人は今、総人口約1億2千600万人くらいです。
大正時代に、日本人の総人口約5500万人で、第二次世界大戦後の、日本人の総人口約7000万人でした。
さらに高度経済成長期に入るころには、日本人の総人口約1億人に迫ります。
たった100年間。
自然界にはない恐るべきスピードで、日本人は増えてきたわけですね🐸
だけど実数として、今、日本の人口は減ってきています。
顕著なのは、地方です。
少子高齢化という言い方は、可愛らしいものです。
秋田県の総人口は、2020年10月の約96万人が、2022年10月で約92万9千人に。
年間1万人以上で、総人口が減る秋田県は、いずれ消滅するペースです。
上-3🐸
視点を変えて1つ概念を加えてから、また話を戻します。
自然界は、急速に増えた分を、急速に減らします。
なぜ増えたのに、結局、減るか?
急に増えた個体が、限りある生き物や資源を、生きるために狩るからでしょう。
自然界が許すスピードを超えて増えれば、限りある生き物・資源に足りない状況が発生します。
なおさら今現在、生きている種族にとって生存戦略が苦しい状態になります。
適者生存により、自然界はバランスが取れていきます。
上-4🐸
さて、話は戻ります。
人間社会には、悩みの種がもう1つ。
あらゆるものが豊かにある場所に、人間や資源が集中するようです。
逆に。
人がいないし、ものがない現場は、いつまで経ってもすべて足りない場所です。
自然界と違い、人間界では、もっとバランスが崩れています。
すでに今、適者生存を求められたのが、日本国では地方民です。
自然界と人間界の双方の理由で、東北地方や秋田県は『消滅可能性都市』としてなったのですかね。
では、今をどう生きるのか。
この時代に生きる僕には、
すごく大事な考えるべきことです。
約96万人の秋田県民の1人、約860万人の東北地方民の1人として〈下〉
今後、例えばの話。
理系の僕がやりそうな、あくまでも仮説です。
日本人が約6000万人まで減少して、その後、人口維持になったとします。
すると、現代文明の社会を続けたい日本では、約6000万人分の人手不足が発生します。
世の中のやり方を変える必要が出ます。
そうでないと、少なくとも現代文明に依存している僕は、とりあえず生存できないでしょう。
大きな視点の解決策では、機械(オートメーション、AI制御)化や他地域の方々への協力を仰ぐことになりそうです。それに、ワーケーションや関係人口を増加させる、色々と出来そうです。
ただ、本当はよく分かっていません。
その視点で物事を行うにも、今優先する国内問題があるだろうと、距離の遠さを僕は感じるからです。
そもそも、世の中を変えるくらいの問題。
その大きな視点は、組織的な動きになる。
あらゆる資源の量と、その流れは、今後どうなっていくのか。
もっと現場1人1人の価値観に、この小さな視点に目を向けます。
下-2🐸
この問題解決の1つの案で、小さな視点が必要だと僕は思います。なぜなら、この場所に何があるか、そもそも僕には分かりませんでした。
内の小さい世界を見る場合、外へ肥大化した視点の半径を小さくします。立派な外枠の中身を考えるのです。
このように急がず、丁寧に生きることで、まず日常生活を振り返ります。
少子高齢化社会です。
すでに今、東北地方や秋田県で消えてしまった、各地方の文化があります。
残念ながら、今なお、この数も増えています。
例えば。
ナマハゲ文化を残した、江戸時代の菅江 真澄(すがえ ますみ)の文。
文章として残っていた情報から、後世が文化的な価値に気づいたことでナマハゲ文化の1部が救われます。
この文化は、まず情報として途絶えてしまえば、今後もう再現できません。
この小さい視点、1つの案。
失われていく可能性のある、地方文化史、郷土史があります。
菅江 真澄(すがえ ますみ)のように、誰かが情報を残して、後世に受け継ぐことです。
下-3🐸
2年あまりの期間、僕は野外観察や創作活動をしてきました。
以下のように、最近の僕は感じています。
格式高く厳密に、伝統として情報を受け継ぐことも大事です。
同じく情報として、何らかの媒体で残す活動も大事です。
清純か、濃艶か。伝聞か、媒体か。
どちらかの形にこだわらずに、両方の価値観を情報として活かす道を僕は考えます。
今の文化や郷土の話が、良いか悪いかは後世の人が決めることで、現世にいる僕が決めることでないと思っています。
かつ現世人の僕には、1つの地方の情報記録を残す目的があります。そして、ただ流れていく時間に向き合い、共に生きていく覚悟を決めました。
ただ急がず、丁寧に。
小さいことからコツコツと。
蝶々の羽の動きは、この世界を変える。
今の暮らしにある情報を、僕は見つめています🐸
以上、僕がそう思っただけ。
僕の価値観は強要しませんので、日常生活を楽しむためのアイディアの1つとして🐸
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次回:2022年12月末ころ
参考・出典
・秋田県立博物館 菅江真澄 男鹿の嶋風 1810年
・第三部 データで見る100年 総務省統計局
・都道府県別人口と人口増減率 令和2年 総務省統計局
・秋田県の人口と世帯 美の国あきたネット 月報:令和4年10月1日現在
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