秋田犬と行く🐸未来の大館市へ

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天然記念物・日本犬の一種である『秋田犬』。
来年(２０２３年)に、忠犬ハチ公の生誕１００周年を迎え、大館市における観光の中心にいます。
その秋田犬・観光の現状と未来を僕なりに考えます🐸

秋田犬と血統の保護
- 天然記念物・秋田犬
秋田犬の特徴・性質
- ＜特徴＞
- ＜性質＞
感動の物語・秋田犬の忠犬ハチ公
広がる秋田犬の世界
- 有名な海外の飼い主・秋田犬愛好家さん
- 漫画・映画
小説を書いています！【関連】秋田へようこそ、探偵エルフさん第２話
【前回ブログ🐸】※関連ブログです。
【次回ブログ🐸】
参考・出典

秋田犬と血統の保護

天然記念物・秋田犬

祖先　秋田マタギ犬
江戸・明治時代　闘犬における犬種として、洋犬との交配で大型化した。
明治後期　闘犬禁止令。
大正時代　日本犬の保存運動が進む。
昭和時代　戦争を経て、わずかな数であった、秋田犬の血統の保護活動が始まる。

１９２７年(昭和２年)　秋田犬保存会　設立。
１９３１年(昭和６年)　秋田犬が天然記念物になる。

2022.5.4.秋田犬の里　本部展の映像　写真 — 秋田犬の里で流れる　本部展の映像

秋田犬保存会さんによる各地の展覧会や本部展(５月３日)は、秋田犬の本来の姿を守り、未来へ伝える活動の一環なのでしょうね。
非常に共感できる活動です🐸

秋田犬の特徴・性質

＜特徴＞

美しい体・とにかく大きい
太くて長い脚
ピンと立った耳
くるんとした巻き毛
代表的な毛色(白、赤、虎)　※虎毛とは虎模様のような毛並み。

＜性質＞

忠誠心と頑固と愛嬌。
他人への警戒心が高く、守るべき主人に侍る。
目を細めて舌を出して笑っているような表情は可愛い。

大型犬なので、幼少時からの躾が非常に難しい。
ただし、その躾が生きる上で大事なことと思われる。

2022.5.4.秋田犬の里　秋田犬　展示　写真 — 茶々丸くんとハチくん　2022.5.4.
秋田犬の里では、
秋田犬の展示・観察ができる。
※月曜日は犬さんのお休み日。

誉生誕祭　2022.6.15.　写真 — 誉生誕祭　2022.6.15.
誉(ほまれ)さんは、大館駅の観光駅長。
※2023.11.18.誉さん、観光駅長を卒業されました。
4年間、お疲れ様でした。

感動の物語・秋田犬の忠犬ハチ公

忠犬ハチ公プロフィール＜前半部＞

１９２３年(大正１２年)１１月 北秋田郡二井田村(現大館市大子内)生まれ
１９２４年(大正１３年)　東京府東京市渋谷区(現在の東京都渋谷区)
東京帝国大学農学部教授　上野英三郎(うえのひでざぶろう)博士の下へ

１９２５年(大正１４年)５月２１日　上野博士が脳溢血で急死
渋谷駅(上野博士の仕事場の最寄り駅)の改札口で、
以後、帰らぬ主人・上野博士を毎日待ち続ける。
他の犬にかまれて、ハチの左耳が下がったと言われる。

ハチ公生家の地　大子内　2022.11.12.　写真 — ハチ公生家の地　大子内　2022.11.12.

忠犬ハチ公プロフィール＜後半部＞

１９３１年(昭和７年)　
斉藤弘吉(さいとうひろきち)氏が、東京朝日新聞へ寄稿。
【今はなき主人の帰りを待ちかねる七年間】
ハチ、国内で圧倒的な人気ものになる。

１９３４年(昭和９年)４月２１日　
渋谷駅に安藤照(あんどうてる)氏制作のハチ公像(初代)が建ち、除幕式が行われた。
ハチ公も駅長に寄り添われ、この式典を見守った。
１９３５年(昭和８年)３月８日。フィラリアにより、ハチは１３歳で他界。

１９４８年(昭和２３年)　戦時下で接収されたハチ公像(初代)だが、渋谷駅に２代目ハチ公像が安藤士(あんどうたけし)氏によって再建。
秋田犬のファン、ヘレン・ケラーも訪れている。